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あっ、みつかっちゃった。これからもよろしくm(__)m

FAIR WARNING LIVE IN OSAKA 2010
前置きです。。


♪ばぁ〜にんはぁ〜、Fair Warningのライブに行ってきました。
いや〜よかったです。
数々の名曲がめいっぱい満喫できた素晴らしいライブでした。

いろいろ書き切れなかったところもありますが、レポを頑張ってまとめました。
皆様もこれ読んでライブ気分を味わって下さいね。

BGM: Rainmaker / Fair Warning

2010/1/20

FAIR WARNING LIVE IN OSAKA 2010

@ BIG CAT  2010/1/19 WED

午後7時30分。通常の開演よりやや遅い時刻にライブは始まった。
ライブ直前、隣でみている友人のTさんに「オープニングは新譜の1曲目だろうね。」って話していたら…。

違った!1曲目は、"Out On The Run"だった。
「え〜っ?!」とちょっと驚いたけど、まるでベストヒットライブのような選曲に会場はいきなり大盛り上がり。

Out O〜n The Ru〜n!!!」のコーラスはもちろんみんなで大合唱。

トミーの今夜のいでたちは、バンドロゴ黒Tに黒レザーパンツ。腰からチェーンもぶら下がり気合も十分だ。

2曲目は、新譜から"Here Comes The Heartache"。新譜はかなり聴いているので、曲名もばっちりわかって うれしい私。

曲が終わり、トミーが一言「C'mon Osaka!」とご挨拶。
表情はいつものようにとてもにこやかだ。

今回ステージ上には、バンドの他にサポートギタリストとキーボーディストが
1名ずつの計6名。
Fair Warningの楽曲をライブで完全に再現するためには、これぐらい人数がいるのだろう。

続いて"Save Me"が演奏された。この曲はとても明るいムードの曲で、トミーもとても楽しそうに歌っている。
曲中、トミーと一瞬目が合って、とても嬉しかった。(キャーッ!!)

ステージと観客席の間の通路にはカメラマンも待機し、ステージ上のメンバーを捉えるため、右に左へと動き回っている。

"Save Me"の曲中では、ヘルゲ(g)、ウレ(b)、トミー(vo)が並んで、まるで音楽雑誌の写真のような3ショットが見られたし、
ライブ中度々、ギター2人が並んだりという絵が見られたのはかなり得した気分だった。

トミーが、「GO!アルバムからの曲だよ。」と言い、始まったのは"Angels Of Heaven"。
もちろんサビの「Come Down!!」のパートでは拳を上げて大合唱。
ほんとに一緒に歌える曲が多いバンドだ。
近頃そういうバンドが減ってきてる気がするなぁ。

前回2006年のライブではコーラスを一緒に歌えなくて悔しかったので、今回は一緒に歌えて私もとても満足だった。

C'mon CC!」。トミーが掛け声をかけると、ドラムスから"Don't Give Up"が飛び出した。
「この曲もするの?!」と驚いたが、わりと好きな曲なので嬉しい驚きだった。歌詞に「(忘れた)〜Osaka」と入れてくれたのは、 さすがと思った。

曲の後、トミーが舞台袖に下がった。ベースのウレが指をさすと、ヘルゲが"さくら さくら"を弾きだした。
エレクトリックギター音の"さくら さくら"は、なかなかおつな感じだ。
その後、楽器陣が全員でさらに演奏を続け、
"さくら さくら"からどんどん離れたメロディになって、このまま違う曲になって終わるのかな?と思ったら、
ラストは再び"さくら さくら"に戻っていき圧巻だった。

日本びいきのバンドだから、こういうサプライズも用意してくれるのだ。

CCのドラムシンバルが静かに鳴らされ、トミーが登場。"さくら さくら"の中にかすかにこの曲のムードが示唆されていたので、 次はこれかな?と思っていたら、やっぱりここで"Jeneration Jedi"が。
トミーは「BROTHERS KEEPER」のジャケ写の様な黒レザーのロングコートを身に纏い、コートの下は黒いシャツに着替えている。
その姿はさながら「ジェダイマスター」の様でかっこいい!"Generation Jedi"は観客の反応が薄いようにも思ったけれど。

BROTHERS KEEPERアルバムからの曲。」と、次に紹介されたのは、"Don't Keep Me Waiting"だった。
前のアルバムのオープニングを演奏するなんて!これも嬉しい驚きだった。

この曲では、今晩初めてキーボーディストにスポットが当たる。

この人は実に真面目な感じで、真剣な表情でキーボードを弾いていた。
曲中、ギター2人が並び、それにウレも並ぶ、これまた カッコいい3ショットが見られた。

ウォーオーオー!」のコーラスは、トミーの音頭でみんなで歌うことに。
結構歌いにくいコーラスだったけど、みんななかなか上手に歌えて、トミーも満足そうでかなり盛り上がった。

どの曲でもそうだが、トミーは観客をノセるのがすごく上手で、皆で一緒に楽しもうよというトミーの暖かい人柄が感じられた。
やわらかいスポットライトを浴びたキーボーディストが朝もやの中流れているような美しいメロディを奏で始めると、私が「この曲?」と考えた曲とは違っていたけど"Falling Reprise"が演奏された。
情感豊かなトミーの歌声にうっとりと聴き入る私。この曲は新譜の終曲で、「I'm Falling」のリフレインが印象的なバラードだ。

ふと見ると、トミーは元のバンドTシャツに戻っている。
ギターソロでは、ヘルゲの傍らで観客を煽るトミー。ライブ中ギターソロの時もほとんどステージ上にいて、ソロを弾くメンバーに対するリスペクトが感じられ、トミーがメンバーを想う暖かい気持ちがこちらまで伝わってくる。

バラード繋がりであの名曲"Long Gone"が披露される。サビはここでも大合唱。「Wherever we go〜…」のところで、トミーが腕を左右に大きく振るように観客に促したので、しばらくみんなで振っていた。すると、トミーが自分が観客と左右逆に腕を振っているのに気づき、一旦止まって笑ってごまかしながら腕を振り直している姿も、なんだかとても微笑ましかった。

和んだ後は、AURAアルバムから"Hey Girl"、"Walking On Smiles"を続けてプレイ。
"Walking On Smiles"では、ヘルゲ(g)のそばに行ったトミーがギターのネックにマイクを擦り付けて音を出したりと楽しそう。

曲が終わり、トミーが「Thank You!ダンケ・シェーン!ありがとう!」と
叫ぶ。トミーってドイツ人だったんだ!とあらためて思う(笑)

「(前略)…20周年だからスペシャルな曲をするよ。」とトミーが言い、"I'll Be There"が演奏される。
ここまで全曲制覇した私だったけど、ついに知らない曲が。この曲もサビでは合唱が起こったけど、全くわからなかった。。。

次の"I Fight"ももちろんサビは大合唱。曲のラストでトミーはドラムスのCCに向かって、シュッシュッと2〜3回シャドウボクシングをキメていた。

Special Bonus Trackで…」ということを言い、"Still I Believe"が始まった。実は、この曲は私が唯一持っていないオリジナルアルバム「4」のナンバーで、知らなかったがサビの所ではっきり英語がわかったので何故か一緒に歌えてしまった。

ここでトミーからのメンバー紹介。まずは、サポートギタリストのNIKLAS。次にキーボーディストのTORSTEN、ここでやっと笑顔が出た彼。そして「ULE!」の名を呼ぶと、観客が「RITGEN!!」と応える。CCはドラムセットから立ち上がった。いつものように赤いベレー帽(?)にスキルト(!)を穿いている。
HELGE!」とトミーが紹介した後は、皆が「ENGELKE!」と続ける。最後にヘルゲが「TOMMY!」と叫び、皆が「HEART!」と返す。

スゴい!みんなメンバーのフルネームを覚えてるんだ。(それは私もだけど)

C'mon Osaka! Show Me Your Burning Heart!!!」。トミーの絶叫で"Burning Heart"のイントロが叩き出された。
彼らの曲の中ではかなり、いや一番好きなナンバーなのでサビは声を張り上げ一緒に歌った。気持ちいい!!

続く"Get A Little Closer"も、ノリのよいナンバーでサビはやっぱり大合唱。(大合唱ばっかり(笑))
曲が一旦終わったと思ったら、またコーラスが繰り返され、CCが渾身のドラムスを叩き本編は幕を閉じた。

ほどなくして、アンコールで再びステージに現れたトミー
One More Time?」と言い、左の指を観客の前で1本ずつ折り、「2(ツー),3(スリー),4(フォー)Time.」と言って笑わせる。

アンコール1曲目なのに曲名がわからない。。
本日わからない曲、2曲目(焦)
この時点で既に私の頭の中のセットリストはネタ切れ、次の曲って何??
と、思っていたらトミーが「5(ファイブ)Time.」と言い、また笑わせる。

「ニューアルバムのAURAから、"Fighting For Your Love!"」と、トミー
「!」そうか!これまだだったんだ!!!

もうこの辺がラストだとわかっているので、またまた頑張って歌った。
ここまであまりふれてこなかったが、メロディアスハード最高峰の呼び名に相応しい楽曲群に、トミーのハイトーンを駆使した表現豊かなヴォーカル、ヘルゲの目を見張る繊細で芸術的なギタープレイ、それをしっかりと支えるCCウレのリズム隊の完璧なコンビネーション。どの曲も恐ろしく高いレベルでライブで再現されているのには、あらためてバンドの凄さを実感できた。

それだけ高い技術を持っているにもかかわらず、メンバー4人はライブ中も常に笑顔で、まるで会場が暖かいオーラに包まれているようで心地よかった。

上を向いて歩こう」、じゃなかった、"Sukiyaki Song"。この曲は故・坂本 九(さかもと きゅう)さんが日本語で歌い、日本人でただ一人全米のビルボード誌チャートのナンバー1に輝いた大ヒットナンバーだ。
前回2006年のライブで初めて聴いたけど、ドイツ人のトミーがここまで見事に日本語を歌えているのは驚嘆に値する。

2コーラスまではアコースティックヴァージョンだったので、ドラムスのCCはタンバリンで参加。
3コーラス目からは、エレクトリックヴァージョンになり、やっぱりサビは皆で歌った。
ふと、トミーの足元を見ると左足を動かしリズムを取っている。私もライブ中、左足でよくリズムを取るので同じだと嬉しくなった。

最後は6人並んで肩を組み、ご挨拶。それからバンドは何故かドラムス側に行き、観客に背を向けたかと思うと、ドラムセットに位置するカメラマンに向かってポーズを取り記念撮影
撮影が終わり、とうとうメンバーが手を振りながらステージから去っていってしまった。

(高い演奏技術に、メンバーの暖かい人柄。いいライブにならないはずはない。)そんなことを思いながら、 私は会場を後にした。


S E T L I S T♪

01 Out On The Run
02 Here Comes The Heartache
03 Save Me
04 Angels Of Heaven
05 Don't Give Up
06 さくら さくら
07 Generation Jedi
08 Don't Keep Me Waiting
09 Falling Reprise
10 Long Gone
11 Hey Girl
12 Walking On Smiles
13 I'll Be There
14 Longing For Love ※
15 I Fight
16 Still I Believe
17 Burning Heart
18 Get A Little Closer

〜 e n c o l e 〜
19 When Love Fails ※
20 Fighting Four Your Love
21 Sukiyaki Song


※ セットリスト協力:名古屋のSちゃん(ありがとう♪)


2010年01月20日作成




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